夏のキャンプと言えば虫除け – キャンプにおすすめ出来る防虫・殺虫の対策方法
商品の紹介ではタイミングや価格変動により最安値をリンクできていない場合もありますのでご了承ください。
夏に暑いのはもちろん、虫が多いのが大きな問題です。
田舎に住んでいようが、都会に住んでいようが、慣れはあるとは言え「嫌なものは嫌」ですね。
キャンプでの虫と言っても、蚊やハエなどの飛んでくる奴もいれば、歩いてくる奴もいるし、木など上から降ってくる奴もいます。
全てを対策するのは難しいですし、いくらか我慢しなければならないのは当然・・・でも娘に泣きだされるのは辛いですよね。
そこで今回は最も厄介な飛んでくる虫の対策を中心に考えてみます。
キャンプでの虫対策
キャンプで虫対策と言えば簡単に分ければ2つのやり方があります。
外で活動するキャンプでは、虫よけ(防虫)が基本的な対策となります。
テントなど、ある程度閉鎖された内側であれば殺虫の期待できる対策も取れますね。
防虫(虫除け)
虫の忌避効果を得るためにいくつかの商品が発売されています。
- ディート
- イカリジン
- レモンユーカリ
- ハッカ油
- バリア系
市販されている一般的な虫除けには、ディートとイカリジンの2種類があるようです。
その違いも含めて説明していきます。
ディート
世界的に標準と考えられるのが「ディート」です。
蚊・ブヨ・アブ・マダニ・ノミ・トコジラミ・サシバエなど、多くの虫除けに効果がありかなり安心です。
ヤマビルにも効果はあります。
しかしディートは濃度により使用できる年齢が規定されています。
濃度 | 使用できる年齢 |
---|---|
30% | 12歳以上 |
12%以下(10%) | 6か月以上~12歳未満 |
生後6か月までは使用禁止 |
子供さんに使う場合は、年齢で使用回数で制限している商品もありますので、注意が必要です。
汗で虫除けが弱まるので塗りなおす必要があり、子供には使いにくいのですね。
我が家は知らずに、子供が小さい頃にディートを使っていたかも知れません。
でも塗りなおしせずに使っているので、特に問題は発生しませんでした。
イカリジン
大人はディートで大丈夫ですが、12歳未満は「イカリジン」の方が良さそうです。
蚊・ブヨ(ブユ)・アブ・マダニには効果が実証されているようです。
しかもヤマビルにも効くようですし、充分な効果かも知れません。
イカリジンは、使用回数に制限も無く、商品によって濃度などが違いますが、塗りなおしなど含めて子供も安心して使えます。
たっぷり塗らないといけないのですが、子供はすぐに手で目をぬぐったりするので、手や顔につける場合は注意は必要です。
レモンユーカリ
娘の服に貼り付けるタイプの防虫シールには「レモンユーカリ」が使われているようです。
レモンユーカリは、3歳未満の子供には使用は推奨されていません。
防虫シールなどは大丈夫かも知れませんが、刺激が強すぎるらしいです。
レモンユーカリ油で防虫剤を自作するWebページなども見ますが、市販のものの安全性と手軽さには勝てません。
ハッカ油
薬局で見かけるので、つい買いそうになりますが、レモンユーカリと同じで未使用なので効果は不明です。
これもWebページでとてもよく見かけます。
バリア系
最近発売された種類の製品です。
キャンプサイト内の活動範囲外周に噴霧することで、虫(蚊?)を寄せ付けない空間を作れます。
つまり作業範囲をバリアするということです。
噴霧した草木から徐々に薬剤が蒸散することで、防虫・駆除することが出来るため、屋外でも数時間は効果が期待できます。
商品によってはマダニやハエの駆除効果もあるので、キャンプにもってこいです。
殺虫
テントの中に蚊が入ってきたら、刺されやすいO型で酒を飲む人間としては結構嫌な感じですね。
しかし、自然の中で過ごすキャンプでは、全ての虫を退治することは出来ませんので、せめてテント内やテント付近を対策することが大切になります。
殺虫を目的とする対策では、自ずとある程度の防虫が出来ると考えられます。
- 押すだけ系
- パワー森林香(商品名だけどw)
押すだけ系
押すだけの殺虫剤は最近出てきた製品です。
蚊・ハエ用と思った方が良いですが、色々な実験ページを見る限りかなり効果があります。
押すだけで撒かれた薬剤が壁などに付着し、持続的に効果があるようです。
家には小さなエビを飼っていますので使えませんが、テントの中での使用なら問題ありません。
» 【虫よけ比較してみた!】パワー森林香はキャンプで本当に最強なのか?
パワー森林香(商品名だけど)
林業の方が好んで使用していると評判の製品です。
「森林香」と言う商品もありますが、メトフルトリンが倍入って価格差以上に安心な「パワー森林香」をオススメします。
結局、キャンプのテント周りでは「パワー森林香」焚くのが最強です。
適用害虫にユスリカ・チョウバエ・アブと書かれていますが、蚊やブヨ(ブユ)にも効くと思います。
なんだかんだ言って、煙も見えて安心感抜群です。
我が家の虫除け
我が家は「パワー森林香」はもちろん、「天使のスキンベープ」を採用。
サイト外周には「ヤブ蚊バリア」を噴霧し、最近 Coleman から発売された「ヤブ蚊よけ(プッシュ式)」を使っています。
パワー森林香
天使のスキンベープ
ただ、匂いが臭いらしい。
ヤブ蚊バリア
キャンプには「ヤブ蚊バリア」を必ず持って行きます。
ヤブ蚊よけ
先日、コールマンブランドから発売されたようです。
思わず買ってしまいました。
100均オニヤンマ(改)
我が家には、100均オニヤンマ(改)もいます。
有名になった虫界の頂点オニヤンマでの対策ですが、効くという意見もあれば、全く意味はないとする方もいて、どちらかよくわかりません。
正直、効こうが効くまいが買ったらつけておくのが良いのでは無いでしょうか。
100均にテープ貼っただけのものですので、効かなくても楽しければ良いでしょう。
我が家の母娘は、気持ち悪がって偽物でも触らない程度に効果があるようですからw。
就寝時には
そして、物理的な対策ですが、就寝時には蚊帳(インナーテント)に入ることをオススメします。
暑くて外で寝ると・・・w。