コールマン286A が残っていた! – メンテして使うつもり

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ランタン

こんにちは。
“What’s Camp!?”父です。

このWebサイトで「昔少しキャンプしていた」という話をしたことがあります。
「コールマンのランタン買ったりして・・・」「阪神淡路大震災で無くなった」と言っておりました。

先日、いらないものを処分すべく実家を片付けに行ったとき、失ったと思っていたランタンを母が発見。震災により家は全壊で、国道脇に建っていたことから、早くに潰されてしまいました。
いくらかのレコードや写真などと一緒に、ランタンを救出していたのですね・・・危うく、知らずに捨てられてしまうところでした。

ちなみに、箱にホームセンターコーナンのシールが貼ってあったので、そんなところで購入していたのですね。
今もホームセンターでもガソリンランタンを扱っているのかな。
そのうちコーナンへ寄ってチェックしたいと思います。

目次

使うほどに愛着が増していく、そんな道具との出会い

発見されたコールマン286A
発見されたコールマン286A

発見されたランタンは、コールマン286Aです。
とりあえず型番でググってみると、現行品でした。
当時から286Aがコールマンの主力商品であるとも分かっていなかったのです。
コールマンのことだから消耗品が無いと言うことは無いだろうと思ってはいましたが、少し安心です。

タンク底面に製造年月日の刻印があります。
コールマンのメンテナンスハンドブックによれば、「この刻印は部品として製造された刻印なので、製品として販売された時期とは異なります。あくまで目安としてお考えください。」とのことなので、参考程度かも知れません。

阪神淡路大震災は1995年1月17日。
このランタンは1993年12月製でした。

震災と言う忘れられない出来事の前に使っていたので、最後に使ったのが1994~1995年です。
現在(2022年)、震災後25年以上眠っていたのですね。
歴史を感じるとともに、ランタンとしてきちんと動くのか心配です。

燃料はホワイトガソリン

この286Aの燃料は「ホワイトガソリン」です。

一般にガソリンと言えば自動車用の燃料を想像します。
自動車用のガソリンは「赤ガス」と呼ばれ、赤色に着色されています。
ちなみに軽油は黄色に着色されているので「黄ガス」です。

ホワイトガソリンは着色されていませんので「白ガス」です。
コールマン製のホワイトガソリンは青色に着色されているので「青ガス」と区別されたりもします。

ガソリンの中でもホワイトガソリンは石油純度が高く、煤の発生が少ないと言われています。
キャンプや登山でのストーブやランタン用や機械洗浄用などがほとんどであるため、あまり知られていないかも知れません。
特にランタンでは、他の燃料では得られない強力な灯りを得られます。

味わいのあるアイテムへ

286Aはメンテナンスを必要とし、味わいのあるアイテムへと変わっていきます。
今回は約25年(30年と言っても良い)ぶりに再会できたので、中がどうなっているのか分かりません。

以前はポンピングなどが難しかった記憶もなく、普通に使えた記憶しかありません。
しかし、前回使用時から期間が長すぎて、恐らく普通には使えないと思われます。
ポンプが出来るのか、燃料タンク内がどうなっているのか・・・マントルは替えなきゃ。

こういう作業がランタンを愛おしい存在にしていくわけです。
初心者の方向けにLEDランタンを推してきた父も、このランタンの発見によって変わるかもしれませんw。

実物を確認

実家で発見し、様々なもの達と一緒に、我が家戻ってきた286A。
段ボール箱の中にはプラスチックのケースに入れられた286Aがコトコト音を立てています。

火を灯すのはホワイトガソリンなどを用意しなければなりません。
外側だけでも確認したいと思い箱から出します。

コールマン286A 外れたマントル
コールマン286A 外れたマントル

まず目に入ったのは破れたマントル。
これはあの地震をはじめ、それからあちらこちらに移動したことを考えると当然です。

次に燃料タンクに燃料が入ったままになっています。
燃料キャップを開くと「プシュッ」と音がしました。
と言うことは燃料タンク内部に圧力がかかっていたと言うことです。

圧力がかかっていたということは、ガソリンが外に飛び出したかも知れなかったですね。
圧力を抜いてから燃料キャップを開けないといけません!
危ない危ない!

錆びているかもしれませんが、一応燃料タンクと燃料キャップは問題なさそうです。
もしかしたらポンプノブ及びポンプカップは大丈夫かもしれません!

燃料や他の必要そうなものを準備して、火を灯してみたいと思います。

ランタン

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