コールマン286A ちょっとした情報 – 知っていたら少しは役に立つかも
商品の紹介ではタイミングや価格変動により最安値をリンクできていない場合もありますのでご了承ください。
見つけ出されたコールマン286A。
意外なほど、あっさり点灯しましたが、それなりに調べまくりました。
そんな中で見つけたいくつかの知識を備忘録的に書いておこうと思います。
ポンピング
ポンピング回数は入っている燃料の量で変わるので「○回が良い」とはいえません。
内部の燃料が少なかったらより多くのポンピングが必要でしょうし、多ければ回数は少なめでも大丈夫です。
WebやYoutubeでも人によってポンピング回数は違いますし迷いますよね。
調べに調べて、テストでつけた結果、筆者の感覚では燃料補給後は30回ぐらいで良いのではないかと思われます。
燃料が出てこなくて火がつかない場合、燃料が出てきている音もしません。
足りなければ(火が付かなければ)ポンピングをすれば良いわけです。
以前にも書きましたが、筆者にはポンピングする手応えが硬くなる感覚は無く、少し抵抗が増えるくらいです。
これではいつまでもポンピングしなければなりません。
逆に言えば、少し抵抗が出てきてから数回ポンピングすれば良いのでは無いでしょうか。
気になるのは加圧できなくなる感じが無いことです。
これはポンプカップが劣化している可能性はあります。
しかし、何日か後に燃料キャップを開けると「プシュッ」と音はします。
燃料タンク内に圧力を保ち続けられているように思います。
ちなみに点灯後の追加ポンピングはした方が良いです。
時間経過とともにランタンが暗くなったなと思ってからポンピングしても良いですが、初めにやっておく方が灯りも長持ちしますし、最後は少し暗くても大丈夫かなと思うので、追加しておきましょう。
燃料の持ち運び
286Aの燃料タンク容量は590cc。
7〜15時間使用できるそうです。
使用時間に幅があるのは、ポンピングや明るさにもよるのでしょう。
キャンプが1泊なら大丈夫かもしれませんが、2泊目には燃料切れがほぼ確実です。
そこで燃料を持っていくことになるのですが、ホワイトガソリンの持ち運びは少し面倒です。
購入時の缶のまま持っていけば良いのですが、使い出すと大きな缶を購入するので、別容器に移し替えて持っていく(運搬する)ことになります。
そして別容器を使う場合は、基準適合性表示(KHKやUN)マークの付いた容器が推奨されています。
このようなマークがついている危険物運搬容器を使用して運搬しないと、もしかしたら火災や爆発などの甚大な被害を及ぼす可能性があるのです。
ガソリンは大変危険です!!(大阪市)
とはいえ、マークの入った容器でも燃料が漏れたなどの話も良く聞きますので、なるべく倒さないように気を付けて運ばなければなりません。
ケロシン化
ケロシン化とは灯油で使えるようにすることです。
理由はもちろん、燃料費が劇的に安くなることです。
286Aをケロシン化するには、ジェネレーターを交換することとなります。
他にもプレヒートカップというものも取り付けているようです。
これは発火点温度が違うためです。
ホワイトガソリンはー40℃で発火しますが、灯油は40~50℃以上無いと発火しません。
灯油の場合はプレヒートカップにアルコールを入れ、先に(プレ)ジェネレーターを温めて(ヒート)おかないと灯油が気化しないのですね。
点灯の初めのきっかけのようなものですね。
ホワイトガソリンに比べて灯油はとんでもなく値段が安いので、頻繁に使う方は検討しているようです。
もちろん自己責任で改造を行ってください。
ちなみに自動車のレギュラーガソリンも使えるのは使えるらしいですよ。
ジェネレーターが詰まったりして困ることになるらしいですが、緊急時は灯油のような改造もいらないし、知っておいて損は無いかも知れません。
タンク内がピンク?紫?
これは解決に至っていませんが、タンク内がピンク?紫?色なんです。
特にホワイトガソリンの漏れなども無いですし、困っているわけでは無いのですが・・・。
どこかのページでシール材がピンクだとみたような気もします。
真相は分かっていません。