キャンプって!?Vol.03 – 帝釈峡 くぬぎの森 母の懐かしさと呪文
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2022年9月某日、大型で非情に強い台風14号は日本の南を北西に進み…
キャンプ場の予約を入れていたのに台風がやってきました!
キャンセルすべきか、行くだけ行くか!
前回のおさらい
- 荷物を減らす
- バーナーを使う
- 燻製の再チャレンジ
- テントの結露
荷物を減らす
家族の協力で、大きなカバンひとつくらいは荷物が減らせました。
カバンひとつでも、荷物を積むのが格段に楽になりました。
今までどれだけ荷物が一杯だったかということですね。
バーナーを使う
念願のバーナー使用!
スノーピーク
フラットバーナー GS-450
前回はスノーピークの売り切れ続出バーナーを持っていくのを忘れてしまいました。
大人気製品を購入できたのに、すっかり忘れちゃって、キャンプ場でバーナーを借りました。
ですので、今回はキャンブ地の決定後、忘れないようにキャンプ用コンテナにバーナーを入れておきました。
フラットバーナーの使い勝手は二重丸で、さらに花丸!
同じく人気のキッチンシステムであるアイアングリルテーブル(IGT)にセットして使うことで楽しさもあり、オシャレさもあります。
何よりテーブルにバーナーがるので、狭いのに母が動かなくても調理できるので、かなり快適でした。
高いけど買ってよかったぞぉー。
テントの結露
結果から話すと、今回、結露はあまり発生しませんでした!
しかし、結露の発生しない主な原因が気温なら、次回はまた大量の結露が発生するかもしれません。
詳細は後ほど。
燻製は
燻製はチャレンジ出来ず…次回に持ち越しです。
でも今回は「4w1hホットサンドソロ」を購入し、使ってみました。
これが恐ろしく美味しい!
しかも、使ったのは定番のハムとチーズだけ。
別の記事を書きたいと思うほど美味しく食べられました。
何故、帝釈峡 くぬぎの森へ
実は母の出身は中国地方。
以前にも書いたバンガローに泊ったことがあると言っていたのは、帝釈峡のことです。
自分が子供のころに来て楽しかったところへ、我が子を連れて行ってあげたいのは当然です。
しかも私たちが住む少し都会での生活に疲れている母は、自然を求めているのですね。
帝釈峡は、広島県庄原市東城町と神石郡神石高原町にまたがる国定公園です。
今回は行きませんでしたが、鍾乳洞や巨大な天然の雄橋・人造湖である神龍湖などがあります。
国の名勝に指定され、日本百景の一つとされた、自然豊かで、豊かな水源に恵まれた川と、季節を感じる癒やしの森と渓谷です。
更に、母の思い出は「水辺公園」です。
私たちが以前に神戸の「有馬ます池」で釣って食べたニジマスがいかに小さいものなのか、天ぷらでは無くて焼いて食べた方がどれだけ美味しいのか。
森のひとときのニジマスでもまだ小さいと主張する母は、娘を「水辺公園」に連れていきたくてしょうがなかったのです。
キャンプ出来たらどこでも良い父は、ただついて行ったのでした。
娘の「あと何分」攻撃を受けながら、約4時間かかって無事に「帝釈峡 くぬぎの森」に到着したのです。
サイトにて
少し早い時間に帝釈峡に入りました。
受付をすまし、サイトへ移動。
サイトは森の中です。
森の中と言うことは・・・虫だらけ。
車を降りると、想像を超える虫の大群がお出迎え。
母と娘は叫びまくり、逃げまくりながら、逃げ回っていますw。
父は持ってきた「ヤブ蚊バリア」をサイト外周部分に散布。
虫が多いので、前回の残りも使って多めに2周撒いてやりました。
そして、すかさず森林香に点火!
森林香もいつもの2倍使いました!!
相変わらず、どっちの薬が何に効いているのか分かりませんが、虫はあまり寄ってこなくなりました。
とりあえず一安心。
サイトサイズはゆったりめで、2ルームテントが問題なく設営できました。
ペグも鍛造ペグはもちろん、テント付属のペグも問題なく使えました。
娘は前回に引き続き、ままごとを始めます。
母も娘と遊びながらも、着々と準備をしています。
父は、天候も考えた上で、あることを試してみることにしました。
過保護張り
タープの下にテントを設営することを「過保護張り」といいます。
「過保護張り」は、タープの方がテントよりサイズが大きいのが普通です。
少しずらしたり、小川張りにしたりしますが、タープが上になるよう設営します。
雨などでテント上にタープがあれば、濡れることも防げますし、雨音も少しは軽減されます。
夏の日差しもタープで避けて、テント内の温度上昇を抑えてくれます。
テント上に空気の層が出来るので、空気の温度に段階が出来、結露が発生しにくいということです。
しかし、我が家はコールマンの2ルームテント。
タープは同じくコールマンのヘキサタープMDX+。
テントがそれなりに大きいので、普通のタープでは大きさが足りない感じ。
しかも、タープのポールの高さも微妙・・・。
まずテントを設営しました。
寝室のベンチレーションを意識し、今までよりもしっかりと引っ張ってペグを打ちました。
続いてタープを設営。
テントの上をかすめながら、なんとかタープを設営します。
設営してみると、サイズがほぼ同じ。
実際は、テントの角が外に出ている状態(タープの形がヘキサ(六角形)なので仕方ないのです)。
メインのクロスポールは足元が土に刺さっているから立っているフリをしているだけの状態w。
つまり高さを保つ役割しか出来ていません。
更に、テントのサブポール2本とタープのサブポール2本を使って、ヘキサタープの端を浮かせます。
テントとタープの隙間はあまり空いていません。
こんなので「過保護張り」と言えるのか。
見た目は不格好なのかもしれませんが、台風のせいか幸い近所にキャンプしている人はいませんでしたので良しとしましょう。
まぁ父は人目に鈍感ですが・・・。
そう、冒頭に述べた通り、台風が来ていて、キャンプを中止にする方も多かったのでは無いでしょうか。
あれだけニュースや天気予報で煽られると、キャンプする気が失せますよね。
それでも私たちは予定を変更せず、強行スケジュールを押し切りました。
前回はゲリラ豪雨に合い、晴れ男だとは信じてもらえないのでしょうが、今回も少なくとも雨予報を覆し、晴れていますw。
風が若干あるのかもしれませんが、森の中のサイトなのでそれ程影響はないように思います。
ちなみに、夜中には何度か雨が降りました。
過保護張りのおかげか、本当に不安も無く父と娘は就寝出来ました。
翌朝、タープは濡れているものの、なんとテントは今までになく結露が少なかったのです。
タープ上は雨でビショビショでしたが、テントはタープからはみ出ている角以外は大丈夫。
結露問題の先に光が見え、父はとても喜びました。
次回も同じようにやってみようと思います。
そうそう、今回も写真を撮らず・・・。
写真は諦めましょうか・・・。
「石灰岩質のカルスト台地のミネラル豊富な」風呂
風呂は受付の建物の中にあります。
コロナですので、いつものように、他人とあまり会わないよう早めに風呂に向かいます。
「石灰岩質のカルスト台地のミネラル豊富な」お湯だそうで、湯冷めしにくいと地元の方にも評判だそうです。
母は「やっぱり水が違う!美味しい!」と言い、娘は風呂で水を(風呂の湯じゃないよ)がぶ飲みしたそうです。
娘と楽しむ
芝すべり
受付棟の前に小山があり、娘はソリを借りて(有料)何度も滑っていました。
滑る場所によっては結構な角度なので、父は滑ってきた娘を受け止める役。
キャッキャと楽しく小一時間は遊びました。
メェ太
受付棟の裏に「メェ太」と言うヤギがいます。
数に限りがありますが、エサが販売されており、メェ太に食べさせてやることが出来ます。
他の人たちは盛り上がっていましたが、うちの娘は触りにも行きませんでしたw。
ハートを探して
敷地内にハートの石?があります。
「ハートストーン」と言うそうで、受付棟の周りに3箇所あります。
その「ハートストーン」を3つとも見つけると、記念品が貰えます。
受付でお願いしたら、用紙を下さるので参加してみてください。
ヒントを頼りに答えを書く、宝探しクイズの要領です。
期間限定かも知れません。
帰りに
水辺公園
帰りは予定していた「水辺公園」へ。
本日は、私たちが最初の客なのか迷っていると、向こうの方でスタッフのおじいさんが手を振っています。
実は時期的に終了している可能性もあり、母は営業しているのかを電話で確認していたのです。
それほど娘を連れてきたかったのですね。
アマゴ釣り
父も娘も初めて見るサイズのアマゴを釣ります。
もちろん入れ食い状態w。
おじさんによると釣られる魚の数十倍の魚を池に入れているとか・・・すごい。
娘は、おじさんの説明を聞いて、割りばしで内臓を取り出します。
割りばし割って、口から入れてエラで方向を変え、お尻の穴まで差し込みます。
二本とも差し込んだら、割りばしを(魚も)しっかり握ってグルっと回転させて内臓を引き抜きます。
娘は若干恐々でした。
父は魚は痛点は無いんだと説明してやりましたが、母は魚じゃないから痛いのかどうかは分からないと・・・まぁそうですが・・・。
でも3人とも美味しく焼いて食べましたよ。
流しそうめん
お客さんが増えてきたので、おじさんはニジマスの対応。
私たちは好きなだけ食べて良いと言う流しそうめんへ。
置いてあるザルや鍋・カセットボンベを使い、そうめんを湯がきます。
竹筒もスポンジで洗って、そうめんを流す水も自分たちで調整し、楽しく食べました。
母の言う通り、水が美味しいのでそうめんも美味しかったのです。
父が流し、娘がキャッチ。
キャッチできなかったり、流れた分は母が受けます。
もちろん最後のザルに入ったそうめんは、後で父が食べます。
好きなだけ食べてもと言っても、そう食べられるものでは無いです。
初めに茹でた、一人当たり100gで十分でしたw。
かき氷
続いてかき氷。
水が美味しいから、かき氷も美味しい。
本当にその通りです。
かき氷機は古くて細かく削れませんが、何故か十分に美味しい。
シロップも全部の味をかけて食べてみましたが、なんか美味しいw。
いつもは冷たい物はあまり食べない母も結構食べました。
水を汲んで帰りました
結局、帝釈峡の水が美味しいのでしょう。
風呂のところでもお話しした「石灰岩質のカルスト台地のミネラル豊富な」水が良いのだと思います。
水辺公園の駐車場のそばに水汲み場があり、キャンプのために持参していたジャグに(約10リットル)汲んで帰りました。
母は、「やはり美味しい」と繰り返し言っていますw。
帝釈峡 くぬぎの森 は
今回は我々はBサイト(電源付き)でしたが、他の方々はAサイト(電源・水道付き)が多いように感じました。
サイトも虫が多かったですが、「ヤブ蚊バリア」と「森林香」で対処出来ました。
娘もキャンプ場で楽しむことも出来ましたし、今回は行けなかった鍾乳洞など、近くにまだまだ楽しみもたくさんあります。
結果、とても良いキャンプ場でした。
もっと関西から近ければ良いのですが・・・それが問題。
ひとつ残念なのはトイレが綺麗では無かったこと。
口コミサイトで分かっていたのですが、行ってみないと分からないことも多いですよね。
改善されていたりするかもしれませんし、個人の意見なので意外にそうでもなかったり。
受付棟のトイレは綺麗で良かったのですが、キャンプサイトのトイレは虫だらけ・・・。
掃除もきちんと出来ているのか分からない・・・。
キャンプする人たちも、一定の人数を除いて虫は好きではないのですよ・・・と言いたい!。
とはいえ、来年にはもう一度行きたいと考えています。
それくらい、家族みんなが楽しかったのです。
実は帝釈峡に入る前後に、道の駅とフレスタと言うスーパーによって買い物をしました。
母は、「広島の食べ物は美味しい」のだと主張します。
本当に美味しいのですが、やはり生まれた地域だからかも知れません。
実際の生まれた場所は離れているのですがね・・・。
神龍湖で、龍と写真も撮りましたよw!
昔は大人気で並んででも写真を撮ったそうですが、今はさびれて人もいませんでした。
もしも写真を撮りに行かれるなら、車道の脇なので、写真を撮るのは車に気を付けて慎重に!
呪文
そして呪文が産まれました。
「広島の水は美味しい」
「広島の食べ物は美味しい」
母は帝釈峡に行ってから、ずっと言い続けていますw。
次回のキャンプに向けて
- 過保護張りをためす
- 荷物をもっと厳選する
- 燻製をやりたい(何度目?)
- 写真を撮る(何度目?)
過保護張りの為に今より背の高いポールを準備したいと思います。
金銭的に余裕があればですが・・・。